雑誌『湖国と文化』に寄稿しました。関わっている朽木古屋の六斎念仏の、継承活動再開から10年目ということで、お声掛けいただきました。この歳月を振り返りながら、現代において民俗芸能を継承する価値について書いています。
本号の構成を伺った際に、ぼくの寄稿文に続けて六斎念仏保存会長のインタビュー記事が掲載されると聞き、「こんな内容で大丈夫かしら?」と思いつつ、「ぼくみたいなソトモノに民俗芸能をやらせても意味ないよ、でもね…」みたいな切り口で、挑戦的に書かせていただきました。でも、紙面を読んだら意外と補完し合える内容となっていて、かつ保存会長の梅本さんのインタビュー記事は、(いろいろ内情を知っているからか)とても胸を打たれました。このような機会をいただけて、個人的にも10年を迎えての素敵な記念となりました。
『湖国と文化』の名のとおり、取り扱い店は琵琶湖を中心とした本屋さんなどですが、みなさんもどこかでこの雑誌と出会えたら、手に取ってみてください。
