東京の国立市や多摩地域にある潜在的な社会課題にアプローチするプロジェクト『ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)』の川野歩里さんに、「都市と異物の即興劇が私たちに伝えるものとは」と題し、2024年に制作した《得体の知れない箱で都市を過ごす》に関するインタビューをいただきました。
以下の画像をクリックいただき、開いた画面右下の「PDFダウンロード」より、インタビュー記事をご覧いただけます。


演出家・民俗芸能アーカイバー Director/Folk performing arts archiver
2018年から農とアートをどう地域で掛け合わせ、緩やかなコミュニティを繋ぎ育めるかを一緒に実験してきた奥八女。来年度からは棚田の保全や活性の補助金をいただき、実際に棚田で米づくりをしながら「表現」を展開します。シンポジウムの基調講演は、このプロジェクトを牽引/併走してきた九州大学准教授の長津結一郎先生。車でないと会場までたどり着けないのですが、最寄りのバス停からの送迎もあります。行きづらくて朝も早いけれど、ワークショップもぜひ(2月3日現在、ワークショップ参加者少なめです)
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2026年2月15日(日)
時間|10時半~12時「踊り出会った相手を褒める」ワークショップ、13時半~16時半「棚田の価値を考える」シンポジウム
場所|農林業体験交流施設「四季菜館」
料金・参加費|参加無料・要予約
作曲家の野村誠さんとの長期プロジェクトが始まりました。台湾の半導体製造装置メーカー(TSMC)の進出や、技能実習生の受け入れで、外国からの住民増加率がこの10年間で全国1位となった熊本県。古来から続く地域で、外国からの人たちとどのように共生できるかをアートを仲立ちに実践するプロジェクトです。キュレーターは里村真里さん。
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2026年2月11日(水)
時間|17:00~18:30
場所|熊本市現代美術館 アートラボマーケット
料金・参加費|参加無料・予約不要
雑誌『湖国と文化』に寄稿しました。関わっている朽木古屋の六斎念仏の、継承活動再開から10年目ということで、お声掛けいただきました。この歳月を振り返りながら、現代において民俗芸能を継承する価値について書いています。
本号の構成を伺った際に、ぼくの寄稿文に続けて六斎念仏保存会長のインタビュー記事が掲載されると聞き、「こんな内容で大丈夫かしら?」と思いつつ、「ぼくみたいなソトモノに民俗芸能をやらせても意味ないよ、でもね…」みたいな切り口で、挑戦的に書かせていただきました。でも、紙面を読んだら意外と補完し合える内容となっていて、かつ保存会長の梅本さんのインタビュー記事は、(いろいろ内情を知っているからか)とても胸を打たれました。このような機会をいただけて、個人的にも10年を迎えての素敵な記念となりました。
『湖国と文化』の名のとおり、取り扱い店は琵琶湖を中心とした本屋さんなどですが、みなさんもどこかでこの雑誌と出会えたら、手に取ってみてください。

Forbes JAPAN「世界を救う希望」NEXT100に選出いただきました。2025年6月号に掲載されています。
ChatGPTに「NEXT100」とは? と聞いてみたら、
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「NEXT100」は、社会課題に取り組む新しい形の起業家やリーダー100人を紹介する企画です。そのコンセプトは「100通りの世界を救う希望」であり、従来の経済指標だけでは測れない新たな価値を創出する人々に焦点を当てています。
日本版の「NEXT100」は、米Forbesの「NEXT1000」に倣い、地球規模から地域課題まで多様な問題に対し、独自のアプローチで挑戦する起業家精神を持つ人々を選出しています。
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とのことでした。
本屋さんなどで見かけましたら、ぜひ手に取ってみてください。
Forbes JAPAN 2025年6月号(4月24日発売)
https://forbesjapan.com/articles/detail/78678
沖縄アーツカウンシル「オキナワ担い手未来」の模様がレポートとして上がっていたので、シェア。レポート内の写真でもお分かりのように、11月末でも会場は街路に開けっ広げで、石垣島はとても暖かった。民俗芸能を端緒とした武田の活動紹介を踏まえて、参加者各々が想う石垣島の社会課題に対し武田にオファーをしてみる、というワークショップでした。
参加者の多くは石垣島に外からやってきた、いわゆる「ソトモノ」の人たちで。「ソトモノ」として、「ソトモノ」だからこそ、気付けること、実践できることがあると、これまでの活動を通じてお話ししました。
「オファーをしてみる」という遊びを通じて、個々の石垣島に対する想いを共有するに留まらず、それを聞いた参加者から関連するアイディアや経験談が出てきたりと、個人が抱く課題をみんなで膨らませ、育てていくような活動になったと思えます。アートの先入観に拘らず、でもアートの思考は捨てず、土地の特性を捉えながら諦めずに種を撒き続け、みんなで育てていくこと。簡単なようでめちゃくちゃ難しいことですが、その現場に立ち合わせてもらえたように思えます。

いよいよ本番! というか、ひとまずアウトプットしてみます《得体の知れない箱で都市を過ごす》。やることは「大きい箱をみんなで押して目的地まで運ぶ」と、単純明快。そうして探りたいことは「山車や神輿に見立てた箱を敢えて運ぶことで、無意識下に個々に蓄積されてきた日本の宗教観を客観的に捉えて自己を知り、また、それら宗教観の異なる他者へ想像力を拡げる」と、なんだかよく分からないし、複雑怪奇…。(と思われる方が多いと想像)
日本では特に山間地域に継がれてきた祈り(たとえば民俗芸能)は過疎高齢化によって継承が難しくなり、そうした土地から移住してきた都市の住民たちも、当地の祭りや自治会の活動には多くが関心を示しません。また世界各地で起こる紛争や、先のアメリカ大統領選挙、国内では統一教会の問題など、宗教観を根底とした争いや分断、差別は絶えません(もちろん、宗教だけにこれらの問題は集約できませんが)。
実はキリスト教やイスラム教、ヒンドゥー教など、多くの人が信仰する宗教において、「箱を押す」行為は儀式において共通して見られます。この作品は、世界各所に生じている宗教観/祈りのあり方の齟齬を、「箱を押す」というミニマムでありながら、世界的に共通する形式で敢えて演じ、感じたところから今後の祈りや宗教との関係性を自分で探してみよう、というアートプロジェクトです。
まあ大風呂敷を広げても仕方ないし、でも昨今の風潮に倣って「宗教に関わるから」と無視を決め込めば、もっとたいへんなことになる(というかすでになっている)。別に危機感を煽りたいわけではないけれども、身体を使って考え、それを誰かと共有して揉み込み、ゆっくりと熟成させていく時間は、こんな時代だからこそ大切なのでは? と考え、ひとまず《得体の知れない箱で都市を過ご》してみます。
詳細はこちらからどうぞ。
※〈祈りの正体を探る「得体の知れない箱で都市を過ごす」〉と題して、福井尚子さんが上演の模様をまとめてくださいました。そのレポートはこちらからどうぞ。
7/26の日本経済新聞の朝刊にて、民俗芸能アーカイバーの活動について掲載されました。文化一面(他紙だとテレビ欄のところ)で、「私の履歴書」のお隣です。全国版への掲載なので、日経新聞が手に入れば、国内どこでも読んでいただけます。具体的な活動事例としては、滋賀県の朽木古屋集落に継がれる六斎念仏踊りと、福岡県八女市に継がれる八女茶山唄とその踊りについてお話ししています。
僕が書いた風にまとまっていますが、実際は記者の方からインタビューを受けて、それを記事にしていただいています。数日経ったら、記事をWebに公開しても良いとのことでしたので、こちらでもお読みいただけるようにしました。ぜひお読みください。

装いも新たとなった中野区の新庁舎で5/11(土)《教科書カフェ》をやります。他のラインナップを見ると、《教科書カフェ》だけ随分と浮いているようにも思えますが、さてさて。
※《教科書カフェ》の詳細については、Webサイト内の項目「ポートフォリオ」からご覧いただけます。
また、13時〜16時開店となっていますが、準備が出来次第開けるので、12時からは開店できるかと思います。
珈琲などの飲み物はごめんなさい、東京都現代美術館に引き続き提供できません(初演の「奈良町家の芸術祭はならぁと」以降、なかなかカフェの体にできない。あのときは酒も煙草も出していたのに…)。ご興味のある方はぜひお運びください。
以下、イベント詳細です。
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kanko/city-promotion/opening_event.files/Opening_event_chirashi2.pdf?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR1J-qDm6oi-mhwt2-yJ7R7icq6Ogsl6K_dvyhBieCL-XmM_TscUNS9qYRM_aem_AdzS6cXYlfsQWOug6aimrLvNckdqJDSq6F8nQ8UTG5SQc_g80-x4a7tMfaLB13B5Y2Ny_ssvDFH2v6HN04JTPhbi