2023/12/10 福岡県八女市の山間部にて上演した《エターナル・コール》のアーカイブ映像を公開

11/19(日)に福岡県八女市で開催された笠原まつりの「裏番組」として発表した《エターナル・コール》のアーカイブ映像をつくりました。でも、裏番組のように互いに競合するのではなく、祭りと作品とが活かし合うよう、笠原に向けてつくったオーダーメイドの作品です。

この地元手づくりの祭りの熱気の裏側に、どのような暮らし方や災害などの出来事が笠原にあったのかを、現地の中学生たちに語ってもらいました。

ちなみに笠原まつりが開催された旧笠原小学校には、年末まで各コールポイントが掲示され、その電話番号が生きています。このアーカイブ映像を経て、現地で体験したくなった方がいたら、どうぞ足を運んでみてください(でも、誰もいない小学校跡地でこれを聞くと、とてもとても悲しくなってしまうかも…。あくまでも祭りの熱気と合わせて体験してもらう作品ではあります)。
https://www.youtube.com/watch?v=RUP3OeUAF-g

2023/12/03《わたしの国からこんにちは》を、さいたま国際芸術祭2023にて上演

12/3(日)にさいたま国際芸術祭にて《わたしの国からこんにちは》という演劇作品を上演します。今年の夏に九州大学の授業として、同じワークショップを展開し発表しましたが、あのときのメンバーは異なる出自をもった大学生。今回は出演者を公募した結果、小学生が半数、あとは中学生と高校生、また、彼らの祖父母世代に当たる方がおひとりと、演出側としてはかなり骨の折れるメンバーでお送りします。でも、九大の授業の際には「講師の武田が求めているのはこんなかんじでしょう?」とさらりと、ある意味センスよく演じてくる学生さんもいましたが、そして「まあ、あくまでも大学の集中講義だしなあ」とそれに対してなにも言わなかった僕もいたのですが、今回は体当たり以外に手がなく、同じワークショップを経ていますが、九大のときとは良い意味で全然違う作品になっています。ご都合よろしく、ご興味があればぜひお越しください。

また、明日2日(土)15:00からのゲネにお越しいただくこともできます。ゲネの立ち会いをご希望の方は、僕に直接メッセージをください。

さいたま国際芸術祭2023スペシャルプログラム
《わたしの国からこんにちは》
日時:12/3(日)開場13:30|開演14:00|(順調にいけば)上演時間60分くらい
※終演後に出演者を交えたアフタートークを開催します。お時間よろしければこちらもどうぞ。
場所:さいたま文化センター小ホール(しらさぎホール)JR南浦和駅より10分くらい
料金:無料 ※さいたま国際芸術祭のチケットなしで、ご鑑賞いただけます。
予約:https://teket.jp/7262/28589
※残席があれば予約なしで当日ご入場いただけますが、ご予約いただけると人数把握できるので助かります。

2023/11/19 新作《エターナル・コール》を、福岡県八女市笠原にて上演

この《エターナル・コール》という作品は、笠原まつりに合わせて、こっそりと上演されます。笠原まつりは福岡県八女市の谷あいに続く笠原の住民による手づくりの祭りです。その笠原は600年前の八女茶発祥の地であり、2012年の九州北部豪雨では甚大な被害を被っています。こうした歴史の上に、「ハレの日」としての笠原まつりが行われます。住民の方たちの日常やその前提となっている歴史を、笠原の風景と合わせて垣間“聞く”ことで、祭りの熱狂の源泉を多角度から捉えます。

《エターナル・コール》は、「永遠の呼びかけ」という意味合いです。土地は過去の痕跡を残しつつも、人間は良くも悪くも過去を忘れていきます。笠原にかつて起きた様々な時間軸での出来事に耳を澄ますことで、いまを生きる我々はなにを感じ取り、その先を生きていくのか? 祭りの片隅でそんなことをみなさんと考え、その上でこの笠原まつりを思いっきり楽しんでいただけたらと思います!
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主催:山村塾
演出・構成:武田力
上演地:元八女市立笠原小学校(福岡県八女市黒木町笠原4341)
https://maps.app.goo.gl/pHrbFypXunRYRjXr9
上演時間:10:00~15:00頃(笠原まつりのもちなげ開始まで)
料金:無料
持参物:携帯電話
※携帯電話の契約内容によっては、作品の参加にあたり通話料がかかります。
※笠原各所の風景を用いるため、時間帯によって上演内容が変わります。

笠原まつりの詳細はこちらから
https://www.facebook.com/kasaharamatsuri/?locale=ja_JP

2023/10/22 糸島国際芸術祭『マレビトシネマ』に10/22(日), 28(土)参加

10/22(日)と10/28(土)に糸島国際芸術祭にて、武田の作品映像などが上映されます。この芸術祭全体のテーマである「共同体/共異体」に合わせ、自身の作品や活動から3つ選びました(ていうか、大体いつも「共異体」な気が…)。

ひとつは大阪・此花のFIGYAと協働して上演した際の《教科書カフェ》(2019年初演)の模様。もうひとつは《たこを焼く》(2017年)というフィリピンのスラムと呼ばれるエリアでつくった作品。みっつめがいま東京都現代美術館でも展示している「朽木古屋の六斎念仏プロジェクト」(2016年から参加)というラインナップです。他の参加アーティストの顔ぶれも豊かなので、お近くでご興味のある方はぜひ足を運んでいただければ幸いです。

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マレビトシネマ
期日|2023年10月22日(日)、10月28日(土)
時間|18:00-22:00頃まで  ※終電(一貴山駅22:34発 筑前前原行き)
参加費|糸島芸農2023フリーパス(会期中有効)2,000円(学生1,000円、小学生以下無料)※要学生証
場所|松末権九郎稲荷神社拝殿
参加アーティスト|渭東節江、神山孝史、contact Gonzo、Siba Sahabi、鈴木淳、武田力、邱 垂龍(チウ スイリュウ)
https://blog.ito-artsfarm.com/2023/10/20/8616?fbclid=IwAR2D7FNIxzHgAmcRNmT-php_CiUsiwibKU-bliP_9Bz5cPVsD2GisPYnKuM

2023/10/21 東京芸術祭 『パフォーマンス展望室』に10/21(土), 22(日)参加

東京・池袋をお散歩しながらダラダラとアレコレ展望します! 

『パフォーマンス展望室』は、#(ハッシュタグ)のテーマについて、お客さんとお話しながら一緒に展望する企画です。ぼくのハッシュタグは、「#東京での生き方」「#東京の去り方」「#大人だから始める初等教育」「#こんな世の中だから始めたい喫茶店」ということで、アジア津々浦々の現場で経験してきたことや、日々夢想していることを池袋をお散歩しながらお話し、一緒に展望できたらと思っています(実は大学時代を池袋で過ごしていたので、まあまあ詳しいです)。ゆるふわで即興的な進行となるでしょうが、武田とダラダラと、どこまでも着地しない話をお散歩しながらしたい方がもしいたら、お立ち会いください。ぼくは21日(土)は13時〜18時まで、22日(日)は10時〜18時まで展望しています。だいぶ散歩するつもりなので、歩きやすい靴でお越しください。

東京芸術祭『パフォーマンス展望室』詳細
https://tokyo-festival.jp/2023/program/performance-view-lounge/

2023/08/22 九州大学での作品発表に立ち会っていただける方を募集

8月30日(水)に九州大学大橋キャンパスで行われる授業の発表会に立ち会ってくれる方を募集しています。12月にさいたま国際芸術祭で発表する演劇作品《わたしの国からこんにちは》と同じワークショップを基に構成します。いま東京都現代美術館で展開している《教科書カフェ》も2019年に初演をし、コロナ禍を挟んでようやく作品として独り立ちしたかなあという感で足掛け5年。そんなふうに各地の現場を踏みながら、試行錯誤を共有しながら、みんなでじわじわと作品を育てていけたらと思っています。上演開始が「14:30ごろ」というのも、このあたりかなあという見込み時間です。そんな作品の「出産」に立ち会ってくれる方、以下のフォームからお申し込みの上、ぜひお越しください。https://forms.gle/5JAi23RJqiuH72Kx9

2018.4.18 中国滞在最終日 ー大連ー

4月18日。滞在最終日。かつての南満州鉄道に乗って瀋陽から大連へ。

15時発の大連行きまで、昨日に続きYuanyuanが瀋陽を案内してくれる。「どこに行きたい?」と訊かれて、日本戦犯審判法廷旧跡陳列館と9・18歴史博物館を挙げる。「日本人なのになんでそんな所に行きたいんだ?」と問われて、ああ日本に生まれ育ったから行きたいんだと自覚する。

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2018.4.17 中国12日目 ー瀋陽ー

4月17日、滞在12日目。かつての南満州鉄道に乗って長春から瀋陽へと南下。
12日に会った、北京でアーティスト・イン・レジデンスを運営しているSong Yiが、瀋陽のアーティスト・YuanyuanにWeChat(中国版のLINE)で繋いでくれる。瀋陽の街を案内するために宿まで車で迎えに来てくれるという。僕は外で使えるWifiを持っておらず、そして宿周辺は車の行き交う繁華街で停車できないから青いスバルを見かけたら乗り込め、というざっくりとした指示が送られてくる。「そんなんで会えるんかいな」と思っていたら青いスバルの車内から手を振る厳つい男が。Yuanyuanだった。

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